博物館学芸員のQ&A

博物館学芸員のQ&A
Q1 博物館学芸員資格とは?
A わが国で博物館と呼ばれているのは、美術館、歴史資料館、民芸館などのほかに自然科学を対象とする科学館、植物園、動物園も含まれております。これら博物館等の施設で働く専門的職員を学芸員とよび、博物館資料の収集、保存、展示、調査研究を主な仕事としています。

Q2 博物館学芸員資格を取得したいのですが、年齢制限はありますか?
A 資格を取るための年齢制限は特にありません。

Q3 博物館学芸員資格の全科目を取得して本学を卒業したら、同時に博物館学芸員資格を取得したことになりますか?
A 博物館法第五条の一により、学士を有するもので、大学において文部科学省令で定める博物館に関する科目の単位を取得した者は博物館学芸員の資格が与えられます。ちなみに本学では卒業式の時に「博物館学芸員資格取得証書」を発行しています。

Q4 博物館実習I・IIについてもう少し詳しく教えてください。
A 博物館実習I(1単位)は、博物館実習II(館務実習)の予備学習で考古学、生物学、芸術学、民俗学などの実習を中心とする講義です。博物館実習?(2単位)は、原則として博物館学芸員資格の全科目および博物館実習の単位を修得した段階で許可されますので、3年次で博物館実習Iを、4年次で博物館実習IIを履修して下さい。
 博物館実習IIは館務実習と呼ばれているもので、実習先の博物館へ通常1週間〜10日間指定された時間に直接通って博物館学芸員の実際の仕事を体験します。実習期間や勤務時間は博物館により異なります。なお、博物館実習IIを履修する際には、博物館実習費15,000円が必要です。

Q5 卒業生、本学大学院生でも本学において博物館学芸員資格を取得することができますか。また費用はどれくらいかかりますか。
A 業生および本学大学院生の場合は、学部科目等履修生(課程等履修生)として博物館学芸員資格関係の科目を履修することができます。本学卒業生が課程等履修生となる場合、1単位あたりの履修料は10,000円、本学大学院生が課程等履修生となる場合は1単位あたり1,000円です。その他、入学検定料15,000円、学生保険料1,340円がかかります。

     在学生   
     卒業生   
本学大学院生
実習I単位料
1,000
10,000
1,000
実習II単位料
2,000
20,000
2,000
博物館実習費
15,000
15,000
15,000
入学検定料
 15,000 

Q6 他大学等で取得した博物館資格科目は本学の博物館学芸員資格科目として読み替えることができますか?
A 放送大学の博物館学関係の科目を初めもちろん読替ができます。その場合には、本学学務課に単位を取得した大学の成績証明書を提出していただき、本学の方で取得単位の科目内容を精査の上、単位読替を行います。(学部生)

Q7 在学中に国内協定校や海外協定校等の留学(国内留学、海外留学)を考えています。この場合博物館学芸員資格の履修はどのようになりますか?
A 国内協定校の国内留学の場合、協定校のいずれも博物館学芸員コースを開講しています。ですから協定校において取得した学芸員資格科目の単位はそのまま本学の博物館学芸員科目として読替られます。但し、博物館実習I・IIについては科目の性格上、協定校での履修は認めておりません。そのため本学に戻ってから履修することになります。
 また海外協定校を含め海外留学の場合、4年次において博物館実習I・IIとまだ履修していない資格科目の同時履修を特例として認めておりますので、4年間で博物館学芸員資格も可能です。

Q8 博物館学芸員として就職する場合にはどうすればいいのですか?
A 博物館学芸員として就職するには、都道府県や市町村等の採用試験(公務員試験)に合格して教育委員会の配属になり、公立博物館を始め、県、市町村文化課や県史、市町村史編纂室などに所属するのが一般的なコースです。また都道府県や政令指定都市の教員採用試験に合格して教育委員会の配属になり、学芸員になる道もあります。いずれにしても公務員試験等に合格しなければならないためかなり狭き門です。国立博物館の場合には独自に採用試験を実施しています。また最近の傾向としては、都道府県立博物館でも独自に採用試験を実施するケースが増えてきていますので、時々各都道府県や市町村のHPを見ておくことも大事でしょう。 採用試験では一般教養のほかに、博物館学全般の知識と、募集する専門分野の知識や技能が問われます。試験内容の比重をみると、後者の方に重点が置かれるのが一般的傾向です。

Q9 博物館学芸員補とはどんな資格ですか?
A 学芸員補は「学芸員の職務を助ける」職として、博物館法の中で定義されています。しかし、明確な資格というものはなく、博物館に勤務していて、大学などの学芸員講座で所定の資格を得て、正式の学芸員になるまでを指すと理解しておくとよいでしょう。
なお、一年間の学芸員補の経験を積むと博物館法施行規則第5条に定められているように、資格認定試験の受験資格(資格認定試験によって資格取得を目指す)を得ることができます。

詳しくは、文部科学省・生涯学習政策局−社会教育課−指導研修係へお問い合わせ下さい。 【電話:03−5253−4111(内線)2974】

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